和泉市立総合医療センター職員の新型コロナウイルス感染について

和泉市立総合医療センター職員の新型コロナウイルス感染について
和泉市立総合医療センターに勤務する看護師1人が、新型コロナウイルスに感染したことが判明しましたので報告します。

1 当該職員の概要 病棟看護師(6階西病棟)40歳代 女性 堺市在住

2 症状、経過
〇 4月11日(土曜日)午前4時に 38.7℃の発熱、倦怠感が出現。
〇 4月12日(日曜日)起床時に全身倦怠感はやや改善するが、37.4℃の発熱があり、上司に報告。自宅待機の指示。
〇 4月13日(月曜日)早朝に当院を受診し、胸部CT検査、保健所経由でPCR検査を実施。受診時以外は自宅で待機。同日夕方に検査結果が「陽性」と判明。

3 行動履歴
当該職員は、3月28日(発熱14日前)以降、6階西病棟の夜勤業務に従事。4月9日に夜勤を担当し、翌10日には症状なく自宅で過ごした。4月11日朝に38.7℃の発熱あり、全身倦怠感も出現。12日37.4℃、倦怠感も軽減。咳、痰、咽頭痛などの上気道炎症状は認められなかった。症状を上司に連絡し、出勤停止、4月13日早朝受診の指示を受け、CT検査にて肺炎と診断されたため、保健所経由でPCR検査施行。同日夜に新型コロナウイルス感染陽性が判明した。4月9日の夜勤以降は勤務していない。

4 濃厚接触者
当該職員は、4月10日まで6階西病棟の夜勤業務を行なっていたが、看護ケア時の標準感染予防策を遵守しており、感染症患者の対応を行う際には、必要に応じて個人感染防護具を適切に着用しており、保健所との調整において、感染対策上、患者との濃厚接触はないと判断される。また同一時間帯勤務の職員(医師、看護師、その他の医療従事者)とも、休憩・食事時を含めて感染の危険を伴う接触は規程に従い避けており、同僚職員との濃厚接触に該当する者はいないと判断される。
現時点において、発症2週間前の3月28日以降の当該職員出勤日に同日勤務した6人を含めた同病棟勤務者に体調不良者は認められていない。

5 感染拡大防止策
当該職員と接触した患者、職員については、保健所と連携して健康状態の確認を継続します。
当院では感染防御策を適切に行なっておりますが、当該職員の感染経路は不明であり、医療従事中の感染を完全に否定できるものではありません。
引き続き、病院内全職員に対する標準的感染防御策の徹底、感染症患者に対する経路別感染防御策の行使・徹底を図り、患者、職員への感染拡大を防止してまいります。

6 今後の診療について
当該看護師は発症日以降勤務しておらず、当該職員と接触のあった職員に発症を疑う症状を訴える者がいないこと、また、当院では手指衛生やマスク着用など標準感染予防策は適切に行なわれていることから、これまでと同様に外来・入院の診療体制を継続します。

<お問い合わせ先>
和泉市子育て健康部
健康づくり推進室病院経営管理担当
(平日 8:45~17:15)
TEL : 0725-99-8168(直通)

和泉市立総合医療センター
(平日 9:00~17:00)
TEL : 0725-41-1331(代表)