麻酔科

患者さんへ

特色

当院は日本麻酔科学会の認定する麻酔科認定病院で平成30年4月からは現在の新病院へと移転しました。診療科も33科へと増加しそれに伴い手術数も年間2845例(麻酔科管理2459例)と増加傾向にあります。麻酔科常勤医4名と非常勤麻酔科専門医10名で質の高い周術期管理を心がけています。

診療内容

麻酔科は院内の各診療科の多岐にわたる手術の全身麻酔、硬膜外麻酔、脊髄くも膜下麻酔、各神経ブロックを担当しています。手術を安全に遂行することはもちろん術中術後の鎮痛や術後の速やかな創部の回復も含めた最適な麻酔方法を患者ごとに選択しひとりひとりの病状や状態に合わせて麻酔を計画し管理いたします。
手術前には麻酔科医による診察を行っており現在の体調や過去の病気の有無、内服中の薬などもお聞きし、安全で最適な麻酔方法を提案し方法や内容についての説明を行っています。手術中は麻酔中の患者の頭元から離れず常に手術の進行に合わせた全身状態となるよう全身管理しています。手術後にも病棟に伺いますので苦しい症状や不安なことがありましたらご相談ください。

「救急救命士の気管挿管実習を行っています」

気管挿管とは気道を確保するために口から気管内にビニールのチューブを挿入し、人工的に呼吸を補助する医療行為で十分な研修を経た救急救命士にも実施が認められています。実習期間中の救急救命士と麻酔科医で誠意をもって事前説明と当日の実習を行いますので可能であれば皆様のご理解とご協力をお願いします。なお、ただでさえ緊張やストレスを感じる手術前であることは十分理解していますので実習に協力いただけなくても患者さんが不利益を受けることは一切ありません。