保険薬局の方へ

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がん化学療法を受けられた患者さんの情報について

  • 外来がん化学療法の質向上を目指し、保険薬局や他の医療機関との連携を強化する目的で、がん化学療法の内容や実施状況、副作用の発現状況を記載した「外来化学療法に関する情報提供書」を患者さんへお渡しいたします。
  • 保険薬局におかれましては、患者さんより情報提供書の提示があり、それをもとに服薬指導、電話による経過フォローなどを行い、病院(主治医または外来化学療法室薬剤師)への情報提供が必要と判断された場合、トレーシングレポート等により報告をお願いします。
    (緊急を要する場合は今まで通り当該診療科主治医へ直接ご連絡ください。)
  • 連携により保険薬局から得られた情報は、外来化学療法室薬剤師がその内容を精査し、患者の電子カルテに記載及び主治医へ電話連絡することで、医師・看護師へ情報提供させていただきます。また、必要に応じて保険薬局に返信いたします。

当院採用のレジメン(※外来がん薬物療法で行われているレジメンはこちらからダウンロードできます。)

一般名処方の導入について

当院では、後発品が存在する医薬品について、一般名処方(一般的名称に剤形及び含量を付記した記載)による院外処方せんの交付を、下記の通り開始いたします。
つきましては、患者さんへのご対応とご相談・ご説明をお願いいたします。ご理解・ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。

  • 運用開始日
    令和6年4月1日(月)
  • 対象医薬品
    厚生労働省「処方せんに記載する一般名処方の標準的な記載(一般名処方マスタ)について(令和6年4月1日適用)」に記載されている当院採用医薬品
  • 処方せんへの記載
    (般)+「一般的名称:成分」+「剤形」+「含量」という表記に変更となります。
  • 当院への情報提供
    保険薬局で一般名処方により調剤を行った場合、また、銘柄名処方に係る処方薬について後発医薬品への変更調剤を行った際は、調剤した薬剤の銘柄について処方せんの発行元に情報提供することが義務付けられておりますが、当該医療機関との間で情報提供の要否に関して予め取り決めがある場合はこの限りではないとされております(平成24年,保医発0305第12号)。当院では、疑義照会簡素化プロトコルを締結していただいている保険薬局に置きましては、一般名処方により調剤した薬剤の銘柄等の当院への情報提供は「お薬手帳による確認」とさせていただきます。

院外処方せんの疑義照会簡素化について

当院では、医師の診療時間の確保を図り、外来患者さんの投薬までの待ち時間の短縮並びに、薬剤の適正な使用を推進するために、院外処方箋における疑義照会の簡素化に向けた取り組みを2019年4月1日より行います。

疑義照会簡素化プロトコルについて

疑義照会簡素化プロトコルの運用に伴い、従来の疑義照会用紙を「和泉市立総合医療センター疑義照会用紙」に変更し、新たに「和泉市立総合医療センター服薬情報提供書(トレーシングレポート)」を導入いたします。疑義照会の際には、当院指定の用紙でFAXにてお問い合わせください。また、保険等に関するお問い合わせは、医事課まで電話にてお問い合わせください。

このプロトコルの運用に参画される施設におきましては、 「院外保険薬局からの疑義照会簡素化プロトコルについて」の内容を確認していただき、必ず合意書の締結をお願いしております。内容に関するお問い合わせについては、和泉市薬剤師会にご確認ください。ご協力の程、よろしくお願い致します。