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リウマチ・膠原病内科

診療内容・特徴

全身性エリテマトーデス(SLE)など難病指定疾患である膠原病、関節リウマチや脊椎関節炎などのリウマチ性疾患を中心に診療を行います。


■ 関節リウマチ

初めは手指や手首の関節から痛みや腫れが出現する多関節炎です。20代から50代の女性に多く認められ、本邦では200人に1人の有病率と言われています。診断技術の向上により近年では早期発見されるケースが非常に増えており、早期治療が可能となっていきました。早期から治療開始することで、長期的にも寛解が維持できる方が非常に増えてきました。1990年台後半から生物学的製剤が臨床の現場で使われるようになり、骨破壊、関節変形をきたさない治療が可能となってきました。従来の経口抗リウマチ薬もうまく使用すると骨破壊を起こすことなく治療が可能です。病状や状況に応じてそれぞれの患者さんと相談しながら治療を行っていきます。


■ 脊椎関節炎

強直性脊椎炎、乾癬性関節炎、反応性関節炎、腸炎関連関節炎などが含まれます。朝のこわばりや夜間痛をともなう腰痛を特徴とし、関節リウマチのような手指、膝、足趾などの関節炎を伴うこともあります。本邦では稀な疾患と考えられてきた歴史がありますが、診断技術の向上により近年は早期から発見されるケースが増えてきました。決して稀な疾患ではないと認識されつつあり、本邦における臨床研究の結果が待たれます。内服薬や生物学的製剤による治療が確立されており、関節リウマチと同様に早期からの治療、長期的な寛解の維持が可能となってきました。乾癬、炎症性腸疾患、ブドウ膜炎などの関節外合併症を来すことが多く、皮膚科、眼科、消化器内科など他科と連携をとりながら診療をしていきます。


■ 全身性エリテマトーデス

若い女性に多く、原因不明の膠原病の代表的疾患です。原因不明の発熱、関節痛、日光過敏症、蝶形紅斑などを伴い、骨髄抑制や抗核抗体高値などから気づかれることが多いです。名前の通り全身で自己免疫反応が起こりますので様々な症状が出現し、様々な臓器合併症をきたすことがあります。 以前は長期的なステロイド治療による副作用や、妊娠や就労の制限など、多くの問題をかかえる代表的な膠原病でした。診断技術、治療の進歩により早期発見早期治療や長期的な寛解も維持できるケースが多くなりました。比較的長い入院と、退院後も定期的な通院が必要とされますが、できる限り普通の方と遜色ない日常生活が送れるようにすることを目標とします。


■ 皮膚筋炎・多発性筋炎

名前の通り、皮膚と筋肉に自己免疫反応が起こり、皮膚炎や筋力低下を来す膠原病です。皮膚炎が無く、筋炎のみの場合は多発性筋炎と言います。皮膚筋炎はゴットロン徴候、ヘリオトロープ疹と言われる非常に特徴的な皮膚炎を伴います。重大な合併症として間質性肺炎、悪性腫瘍が知られています。皮膚筋炎の一部の方は、急速進行性間質性肺炎と呼ばれる重症度の高い間質性肺炎を合併することがありますので、早めに専門医へ紹介されることが重要です。近年は抗MDA-5抗体、抗TIF1-γ抗体、抗Mi-2抗体が保険診療で測定可能となり、予後をある程度予測することが可能となりました。


■ 血管炎症候群

血管に対する自己免疫反応で血管炎を起こす病気です。血管が詰まり虚血症状(皮膚潰瘍、しびれ、腹痛など)を起こしたり、血管が破れて出血症状(紫斑、肺胞出血、血痰、血尿など)を起こします。血管のサイズによって出現する症状は様々で、大血管であれば高安動脈炎、巨細胞性動脈炎、中血管であれば結節性多発動脈炎、小血管であればANCA関連血管炎などが挙げられます。ステロイド薬や免疫抑制剤が中心的な治療薬となります。近年、高安動脈炎、巨細胞性動脈炎、ANCA関連血管炎において、従来の治療に対して抵抗する時は生物学的製剤が使用できるようになり、治療の選択肢の幅がひろくなっています。


■ 全身性強皮症

皮膚の硬化とレイノー現象を特徴とする疾患です。残念ながら、現在においてもこれといった確立された治療が存在しません。重要な臓器合併症として、間質性肺炎、肺高血圧症、腎クリーゼなどがあります。肺高血圧症を診断するには、当科だけで診断することが困難であり、循環器内科、呼吸器内科と連携診療を行い、最新の治療を行います。


■ シェーグレン症候群

唾液腺に対する自己免疫反応によってドライアイ、ドライマウスを特徴とする疾患です。診断するためには眼科的検査、口腔科的検査が必須です。これといった根治的治療が存在せず、点眼剤や口腔内ケアなど対症療法しかないのが現状です。一部の方に臓器合併症を来すことがありますが、基本的には予後良好とされています。しかし、つらい関節痛、疲労感のためQOLが非常に低下している方が多いです。

外来診察担当医表

備考
午前 樋野 岡田 樋野
午後 樋野 岡田 樋野・岡田
※1
樋野

受付時間:午前8時~午前11時30分
※1 関節エコー外来予約制

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