がんセンター 外来化学療法室

外来化学療法室

がん薬物療法は、手術や放射線療法と並んでがん治療における重要な役割を果たしています。 当院の外来化学療法室では、抗がん剤と通称されている治療剤、分子標的治療薬や免疫チェックポイント阻害薬など様々な抗悪性腫瘍薬や自己免疫疾患に対する生物製剤薬による治療を月平均496件行っております。

二人に一人が、がんになる時代であり、がん薬物療法においては、お仕事や家庭生活を送りながら外来での治療を継続される方が主流となっています。そのため、副作用に対する対策のアドバイスや精神面でのサポート支援を行って、安全に快適に外来治療が継続できるようにスタッフ一同努めております。

外来化学療法で治療を受けられる方へ

  1. リクライニングチェアー13台・ベッド4台を配置しております。全てにテレビを完備しており無料でご使用いただけます。眠られる方もございますのでイヤホンのご使用をお願い致します。
  2. 治療中、飲食自由ですが、臭いの強いものはお控えください。
  3. 携帯電話等の電子機器のご使用は自由ですが、音量等には十分ご注意ください。
  4. 治療中は管理上治療室から出られることを禁止しております。トイレは室内のトイレを必ずご利用ください。
  5. 治療中は急な状態の変化を、見逃さないためにカーテンを開けさせて頂いております。着替え等される場合は遠慮なくお知らせください。
  6. 外来化学療法室は予約制となっております。各科でベッド予約をお取りください。
  7. ご家族様の出入りは自由ですが、小さなお子様の長時間の面会はお控えください。
  8. 治療内容によっては眠気をもよおす薬剤を併用しますので、ご自身での運転での来院を禁止する場合があります。
  9. 治療費などのご相談等、医療ソーシャルワーカーの手配も可能ですのでお気軽にお尋ねください。
  10. 院内所定の研修を修了した看護師が静脈穿刺を施行し、安全に治療が受けられるようにしております。

抗がん剤の調整は、安全キャビネットで薬剤師が無菌操作で調整しており、混雑時にはお待たせする場合もありますが、ご了承ください。

アピアランスケアについて

アピアランスとは外見を示し、抗がん剤治療による脱毛、皮膚や爪などの外見の変化に対するケアのことです。アピアランスケアを行うことは、その人らしい生活を送る手助けになります。化学療法室にはウイッグの展示や各種パンフレットを配備しておりアピアランスに関するアドバイスや指導も承っております。

パンフレットの展示
ウィッグの展示
お湯で落とせる爪に優しいマニキュア

外来化学療法室実績

現在、月平均496件の外来化学療法を行っております。

和泉市立総合医療センター外観

お問い合わせ

0725-41-1331

受付時間:09:00~17:00

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大阪府和泉市和気町4-5-1