がん薬物療法は、手術や放射線療法と並んでがん治療における重要な役割を果たしています。 当院の外来化学療法室では、抗がん剤と通称されている治療剤、分子標的治療薬や免疫チェックポイント阻害薬など様々な抗悪性腫瘍薬や自己免疫疾患に対する生物製剤薬による治療を月平均640件行っております。
二人に一人が、がんになる時代であり、がん薬物療法においては、お仕事や家庭生活を送りながら外来での治療を継続される方が主流となっています。そのため、副作用に対する対策のアドバイスや精神面でのサポート支援を行って、安全に快適に外来治療が継続できるようにスタッフ一同努めております。
抗がん剤の調整は、安全キャビネットで薬剤師が無菌操作で調整しており、混雑時にはお待たせする場合もありますが、ご了承ください。
アピアランスとは外見を示し、抗がん剤治療による脱毛、皮膚や爪などの外見の変化に対するケアのことです。アピアランスケアを行うことは、その人らしい生活を送る手助けになります。化学療法室にはウイッグの展示や各種パンフレットを配備しておりアピアランスに関するアドバイスや指導も承っております。
現在、月平均640件の外来化学療法を行っております。