血液・腎臓内科

患者さんへ

2018年4月から当センターに血液内科を開設させていただくことになりました。
常勤医師3名(うち2名は日本血液学会認定血液専門医また1名が日本腎臓学会専門医/日本透析医学会専門医である)で、
非常勤医師1名(日本血液学会認定血液専門医)です。病床数20床で、そのうち3床のクリーンルームを有しています。
なお本年5月から当内科で人工透析(導入・維持)を開始しています。
当科は日本血液学会認定血液研修施設であり、新規造血器疾患は全例日本血液学会に登録しています。
造血器疾患に対する治療はエビデンスが年々積み上げられ、新しくなっています。
最新のガイドラインに則った治療を心がけています。

主な対象疾患

対象となる病気は血液疾患(血液の病気)全般です。
赤血球の疾患である各貧血症あるいは多血症、白血球が原因である悪性リンパ腫・多発性骨髄腫・骨髄異形成症候群・急性白血病・慢性白血病など、血小板の病気である特発性血小板減少性紫斑病などです。

このような症状の方を診察しています

血液細胞の成分である赤血球、白血球、血小板の数が少ないか働きが悪い状態になることが血液疾患です。動悸、倦怠感、立ちくらみなどは貧血の症状です。また発熱は白血球減少症による感染症の可能性があります。出血(点状出血、紫斑なども)は血小板減少症が原因のことが多いです。このような時、血液内科を受診してください。血液検査をすれば、血液疾患が存在するのか、その程度が重いのか軽いのかが即座に判断できます。