クリティカルパスとは
クリティカルパスは、ある病気に対する入院から退院に至る治療・検査・処置・食事などのスケジュールを一覧として表にまとめたものです。各項目の内容とスケジュールは、いままでに得られてきた最良の根拠に基づいて作成され、医師・看護師・薬剤師・栄養士・理学療法士などの各医療スタッフの係り方が明記されています。外科手術を代表としたがん治療において、クリティカルパスを用いて標準的な治療プロセスを事前に提示し、各医療スタッフが協力して患者さまの退院までの過程をサポートすることは必須のことと考えられています。がん拠点病院として、がん診療に携わる施設ではクリティカルパスを用いてがん治療を行っています。必ずしもすべての患者さまが標準的なスケジュールで治療可能ではありませんが、その際は十分に説明させていただきます。クリティカルパスは、医療者用のものに加えてより分かり易い内容で記載された患者さま用のものを準備しています。
がん治療において、当院で使用している代表的なクリティカルパスは以下の通りです。
幽門側胃切除術パス
結腸切除術パス
胸腔鏡下肺切除パス
医療者用:2日前入院(PDF) 患者様用:2日前入院(PDF)
乳房切除パス
医療者用:2日前入院(PDF) 患者様用:2日前入院(PDF)
ラジオ波焼灼療法パス
経会陰的前立腺生検パス
TUR-BTパス
医療者用:5日目Ba抜去(PDF) 患者様用:5日目Ba抜去(PDF)
医療者用:6日目Ba抜去(PDF) 患者様用:6日目Ba抜去(PDF)
がん診療地域連携パスについて
がん診療地域連携パスは、がん拠点病院と地域機関やかかりつけ医がパスを用いて連携し情報交換と役割分担を行いながら、がん治療後の患者さまを切れ目なく最適に診療するために開発されたものです。大阪府では、大阪府統一型のがん診療連携パスを用いてどの施設や地域でも均一のマネージメントができる体制となっています。がん拠点病院では、専門的診療や画像診断などの定期的検査を行い、併存疾患の治療やがん治療に直接関わらない日常的な問題に関しては地域医療施設やかかりつけ医に診療を行っていただきます。患者さまにとっては、病院での長い待ち時間や通院のための時間が短縮され、ご自身のがん治療の方針や経過が地域医療機関やかかりつけ医と共有され不安の解消に繫がる利点があります。
「がん診療地域連携パス」を用いた診療体制のイメージは以下の通りです。
がん拠点病院(和泉市立総合医療センター):がん診療(主たる治療および定期精密検査、増悪急変時の対応)
連携施設(地域医療機関、かかりつけ医):定期診療(日常診療、投薬、併存疾患治療)

当院では、連携が可能と判断される患者さまに対して以下のがん診療地域連携パスを運用しています。
胃がん診療地域連携パス(経過観察パス)
医療者用:計画病院用(PDF) 医療者用:連携病院用(PDF)
大腸がん診療地域連携パス(経過観察パス)
医療者用:計画病院用(PDF) 医療者用:連携病院用(PDF)
肺がん診療地域連携パス(経過観察パス)
乳がん診療地域連携パス(経過観察パス)
肝がん診療地域連携パス(経過観察パス)
子宮がん診療地域連携パス(子宮頸部上皮内癌経過観察パス)
医療者用:計画病院用(PDF) 医療者用:連携病院用(PDF)
前立腺検査地域連携パス(検査後経過観察パス)
がん診療地域連携パスを用いた連携について
- 連携医療施設からがん患者さまを当院にご紹介いただく時にパス参加の意思表示を行っていただくか、もしくはパスの適応と判定された場合に当院から連携医療施設にパス参加の意思確認をさせていただきます。
- 連携施設がパス適応患者さまの受け入れが可能な場合には、当院からパス関連の書類を送付させていただきます。
地域医療連携室が窓口となってパス運用を行っていますので、詳しくは以下までお問い合わせください。
担当:地域連携センター
電話:0725-41-3150(直通)/ FAX:0725-41-2513(直通)
受付時間:平日 9:00~17:00 ※年末年始の休日は除く
がん診療地域連携パス(大阪府統一型)の詳細に関しては、大阪国際がんセンター、相談支援センター、がん診療地域連携パスを参照ください。
大阪国際がんセンター
トップページ:https://oici.jp/
相談支援センター:https://oici.jp/hospital/patient/gansoudan/
がん診療地域連携パス:https://oici.jp/hospital/medical/chiikirent/renkeipass/