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泌尿器科

診療内容・特徴

Ⅰ 排尿障害

1. 前立腺肥大症

前立腺肥大症の頻度は、年齢とともに高くなり、50歳からより増加します。主な症状は「尿の勢いが弱い」、「尿が出始めるまでに時間がかかる」、「排尿の途中で尿が途切れる」、「尿をするときに力まなければならない」、「夜中に何度もトイレへ行く」などの症状があります。前立腺肥大症の治療には、大別すると薬物治療、手術治療、保存治療の3つがあります。一般的には、まず薬物治療が行われます。最近では前立腺の縮小を目的としたお薬や膀胱の血流を改善する新しいお薬もでています。前立腺肥大症の手術治療としては、最近新しい技術が開発され、様々な治療法がありますが、内視鏡手術が標準的な手術として行われます。

2. 過活動膀胱・尿失禁

昨今新しい泌尿器科疾患の概念として過活動膀胱が注目されています。この病気ははとても頻度が高く、男女を問わず40歳以上の8人に1人が過活動膀胱と考えられています。過活動膀胱の主症状は我慢することの難しい尿意を感じることで、専門的には尿意切迫感といいます。ときには我慢しきれずに尿がもれ出てしまうこともあり、これが切迫性尿失禁です。また、多くの場合排尿の回数が増える頻尿という症状を伴います。これらの症状は仕事や家事にも影響をあたえ、外出をためらったり、電車やバスを利用することに不安を感じるなどの問題を引き起こします。また精神的にも気分が落ち込んでストレスにもつながってゆきます。
過活動膀胱の原因は脳や脊髄の神経系の障害や、前立腺肥大や加齢による膀胱の機能障害などが考えられていますが、原因が特定できないものも少なくありません。治療は主に抗コリン薬の内服が行われています。この薬はアセチルコリンの働きをブロックして膀胱の筋肉の過剰な収縮を抑えて症状を改善します。また、最近では新しくβ3受容体刺激薬を用いた治療も行われています。

Ⅱ 尿路・生殖器悪性腫瘍

1. 腎臓癌

腎尿細管上皮細胞から発生する、腎実質の上皮性悪性腫瘍を腎細胞癌といいます。腎細胞癌は手術が治療の原則となります。最近では患者様に負担の少ない腹視鏡での手術が行われています。転移のある時には分子標的薬を用いた治療などを行います。

2. 前立腺癌

前立腺癌の原因は遺伝子の異常と考えられており、加齢と男性ホルモンの存在が影響しますが、いまだ明確ではありません。前立腺癌は早期では症状がないので、PSA検査で早めに診断することが大切です。PSA検査は血液検査だけの簡単な検査法です。 治療は癌の進行度や悪性度によって異なります。治療法は手術、放射線治療、内分泌療法、抗癌剤など多様で、どれを選ぶかは患者様と十分に相談し決定します。

3. 尿路上皮癌(膀胱癌)

膀胱の内部は尿路上皮細胞におおわれており、膀胱がんのほとんどはこの尿路上皮から発生します。40歳以上の男性に多く、年間10万人中約10人の発生率です。
症状は痛みの伴わない血尿が多く、外来での内視鏡検査(当院では軟性鏡を用いています)で診断します。
膀胱の浅い部分で留まっている癌では、経尿道的膀胱腫瘍切除術が行われます。これは、腰椎麻酔をしたうえで尿道から膀胱鏡を入れ、電気メスで腫瘍を切り取る治療です。また、再発防止のために抗癌剤の膀胱内注入が行われることがあります。一方膀胱の深い部分まで及んでいる癌の標準的な治療としては、膀胱全摘除術および尿路変更術(膀胱を取ったあと、尿を出すための経路をつくる手術)が行われます。最近では膀胱を温存し、抗癌剤や放射線治療を行うこともあります。


専門的検査

・膀胱、尿道の内視鏡検査
・超音波検査(腎臓、膀胱、前立腺、陰嚢内)
・尿流量測定、膀胱機能検査


外来診察担当医表

備考
午前 玉井
午後

受付時間:午前8時~午前11時

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