令和4年度 和泉市立 病院指標

年齢階級別退院患者数

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年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 349 111 151 195 483 855 1275 2863 1886 313

2022年度退院患者さんの人数を10歳刻みの年齢階級別に集計しています。年齢については入院時の年齢です。当院の入院患者さんは60歳以上に占める割合が75%、うち80歳以上が26%と比較的ご高齢の患者さんが多く占めています。
入院患者さんの疾患としては60歳~79歳までは呼吸器領域をはじめとする悪性腫瘍が多く占めています。80歳以上では、大腿骨骨折、心不全、誤嚥性肺炎などが多くを占めています。その他、当院は35の診療科を有していることが特徴であり、神経難病、血液疾患、脳卒中、間質性肺炎、股関節症、脊柱管狭窄症など幅広い疾患に対応しています。

診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

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小児科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040100xxxxx00xx 喘息 45 5.6 6.05 2.22 3.96
180030xxxxxx0ⅹ その他の感染症(真菌を除く。) 43 4.88 9.48 0 1.23
040070xxxxx0xx インフルエンザ、ウイルス性肺炎 34 4.53 5.56 2.94 1.29
040090xxxxxxxx 急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症(その他) 33 5.06 5.89 0 0.94
0400801199ⅹ00ⅹ 肺炎等(1歳以上15歳未満) 25 5.08 5.71 0 2.4

感染性疾患、アレルギー性疾患等を中心に入院を受け入れております。近隣の先生方からの紹介患者様や夜間の小児救急(輪番制)の時間帯、救急車にて搬送された患者様の入院も多く受け入れております。専門的な治療を要する患者様や、自宅が当院から遠方の患者様については他病院に紹介(転院)させていただいております。

外科(呼吸器外科・乳腺外科・消化器外科・肝胆膵外科)

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx97ⅹ00ⅹ 肺の悪性腫瘍 181 10.27 10.06 0.55 72.81
060160x001xxxx 鼠径ヘルニア(15歳以上) 94 4.77 4.59 0 70.12
060150xx02xxxx 虫垂炎 81 5.95 9.78 0 42.65
090010xx010xxx 乳房の悪性腫瘍 53 8.32 9.99 1.89 65.15
060330xx02xxxx 胆嚢疾患(胆嚢結石など) 47 5.53 6.07 0 63.06

外科では、呼吸器・消化器・乳腺疾患それぞれの専門医を中心に対象臓器の枠を超えて連携し、外科チームとして診療しています。特にがん治療では転移に対しても手術治療が考慮される場合などチームのメリットを活かし原発病変、転移病変と切れ目なく外科治療を行っています。呼吸器外科では、肺癌を中心に縦隔腫瘍・胸膜疾患・膿胸・気胸など呼吸器疾患全般、乳腺外科では乳癌・乳腺良性腫瘍(線維腺腫・葉状腫瘍等)・乳腺膿瘍等の疾患をそれぞれの専門医が診療しています。消化器外科では、臓器別(上部消化管・下部消化管・肝胆膵領域)に専門担当医を配置し、より高度で専門的な消化器癌治療を提供できる体制を整えています。またヘルニア・胆石等の良性疾患や、救急告知病院として腹膜炎・消化管穿孔・急性胆嚢炎・急性虫垂炎等の急性腹症含め広く対応しています。

心臓血管外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050180xx02xxxx 静脈・リンパ管疾患 22 2 2.66 0 72.95
050163xx01x1xx 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤 1 13 28.13 0 75
050170xx97000x 閉塞性動脈疾患 1 9 11.29 0 76

下肢静脈瘤の手術(血管内焼灼術および硬化療法、穿通枝結紮術など)22件、上行大動脈人工血管置換1件(人工心肺使用)、総大腿動脈血栓内膜摘除術1件です。その他の開心術や大血管手術は連携先である岸和田徳洲会病院心臓血管外科へ紹介の上、手術施行しております。
昨年度の実績には含まれておりませんが、本年度から透析用内シャント造設も行っております。

整形外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
070230xx01xxxx 膝関節症(変形性を含む。) 100 24.49 22.44 11 75.32
070343xx01x0xx 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。)腰部骨盤、不安定椎 65 18.09 20.05 6.33 74.91
07040xxx01xxxx 股関節骨頭壊死、股関節症(変形性を含む。) 60 23.87 20.14 18.33 70.58
160800xx01xxxx 股関節・大腿近位の骨折 51 23.94 26.42 55 82.32
070350xx01xxxx 椎間板変性、ヘルニア 12 16.5 9.58 8 61.91

地域中核病院として他科の協力を得て、心疾患・呼吸器疾患など、様々な既往症のある方や高齢者に対する手術を行っています。主に変性疾患(変形性股関節症・変形性膝関節症・脊柱管狭窄症など)や大腿骨近位部骨折(大腿骨頚部骨折・転子部骨折)、下肢骨折、脊椎椎体骨折に対する急性期治療を行っています。また転移性骨腫瘍に対する手術も行っています。

形成外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
020230xx97x0xx 眼瞼下垂 43 2.95 2.90 2.33 71.63
070010xx970xxx 骨軟部の良性腫瘍(脊椎脊髄を除く。) 20 4 4.50 0 54.5
080006xx01x0xx 皮膚の悪性腫瘍(黒色腫以外) 14 6.26 7.29 0 67.53
020320xx97xxxx 眼瞼、涙器、眼窩の疾患 9 3 3.11 0 33.33
160200xx02000x 顔面損傷(口腔、咽頭損傷を含む。) 5 5.4 4.72 0 49.8

人口の高齢化に伴い、また近隣の眼科よりご紹介いただき眼瞼下垂、内反症(逆まつげ)の手術が多い傾向です。また皮膚の良性、悪性腫瘍に対する手術も多く、機能面、整容面の双方を考慮した手術を行っています。

耳鼻咽喉科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
030240xx97xxxx 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 25 8.2 8.45 0 24.92
130030xx97x00x 非ホジキンリンパ腫 17 4.41 8.09 0 71
030350xxxxxxxx 慢性副鼻腔炎 16 6.13 6.23 0 58.75
030440xx01xxxx 慢性化膿性中耳炎・中耳真珠腫 14 6.21 6.83 0 48.64
030428xxxxxxxx 突発性難聴 13 9.54 8.56 0 63.23

鼻副鼻腔手術や鼓室形成術や、口蓋扁桃摘出術等の手術目的の入院だけでなく、急性炎症性上気道疾患、突発性難聴や顔面神経麻痺に対するステロイド加療などについても積極的に受け入れています。

脳神経内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010160xx99x00x パーキンソン病 36 15.75 18.58 11.11 73.44
010130xx99x4xx 重症筋無力症 22 15.59 15.62 4.55 53.41
010140xxxxx0xx 筋疾患(その他) 18 18.11 11.94 0 53.44
010155xxxxx10x 運動ニューロン疾患等 18 9.28 19.99 0 60.94
010080xx99x0x1 脳脊髄の感染を伴う炎症 17 20.65 16.85 5.88 61.88

泉南地域における脳神経内科の基幹病院として髄膜炎、脳炎、脳症、痙攣性疾患、さらにはギランバレー症候群などの神経救急疾患に対応しています。その他、多発性硬化症、視神経脊髄炎、重症筋無力症などの免疫性神経疾患における血液浄化療法などの専門的治療にも対応しています。神経変性疾患においてはパーキンソン病における経腸持続Lドパ療法(デュオドーパ)、経腸持続レボドパ皮下注療法(ヴィアレブ)も得意分野としています。

皮膚科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
080010xxxx0xxx 膿皮症 6 11 13.50 0 61.5
080020xxxxxxxx 帯状疱疹 3 10.33 9.25 0 83
161060xx99x0xx 詳細不明の損傷等 3 4.67 2.86 0 66.67
080110xxxxx0xx 水疱症 1 48 28.56 0 79
080140xxxxx0xx 炎症性角化症 1 13 13.52 0 82

蜂窩織炎や帯状疱疹などの感染症に関しては、点滴加療・安静が必要な場合に入院加療を行っています。重症型薬疹、水疱症、角化症で入院加療を行う場合があります。アレルギーの検査、蕁麻疹、アトピー性皮膚炎の治療も入院で行う場合があります。

泌尿器科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110080xx991xxx 前立腺の悪性腫瘍(生検) 154 2.1 2.45 0 71.93
110070xx03x0xx 膀胱腫瘍(手術あり) 98 6.82 6.85 0 74.41
110080xx01xxxx 前立腺の悪性腫瘍(手術あり) 56 9.05 11.30 0 69.93
11012xxx02xx0x 上部尿路疾患 43 4.4 5.29 0 61.4
110310xx01xxxx 腎臓又は尿路の感染症 28 9.46 13.78 4 74

前立腺生検の件数も年次ごとに増加しており、その結果、限局性前立腺癌の新規患者数も増加し、ロボット補助下腹腔鏡下前立腺摘除術の件数も年々増加しています。また、膀胱癌に対する手術に関しても全摘出を行なう場合はロボット手術を全例導入しており件数は増加しています。

婦人科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
120070xx02xxxx 卵巣の良性腫瘍 50 5.7 6.04 0 46.24
12002xxx99x40x 子宮頸・体部の悪性腫瘍(化学療法) 49 6.61 4.27 0 65.96
120220xx01xxxx 女性性器のポリープ 45 3.13 2.81 0 46.69
12002xxx02x0xx 子宮頸・体部の悪性腫瘍(手術) 37 4.03 3.02 0 43.59
120060xx02xxxx 子宮の良性腫瘍 29 5.97 5.98 0 45.17

婦人科癌として、子宮頸癌、子宮体癌、卵巣癌を主に扱っておりガイドラインに準じて治療を行っています。進行・再発悪性腫瘍に対しては、手術療法・化学療法・放射線療法・免疫療法を集約的に活用し治療成績の改善に努めています。PD-1抗体、PARP阻害薬などの分子標的薬を導入しています。一方、子宮筋腫、子宮内膜症などの良性疾患は身体に負担の少ない手術(腹腔鏡下、子宮鏡下手術などの低侵襲手術)に積極的に取り組んでいます。婦人科急性腹症や合併症で厳重な周術期管理を要するケースも扱っています。挙児希望のある患者に対しては妊孕性温存手術も行っています。

呼吸器内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx99200x 肺の悪性腫瘍 384 3.37 3.05 0.52 71.54
040110xxxxx0xx 間質性肺炎 119 22.83 18.57 5.04 74.74
030250xx991xxx 睡眠時無呼吸 62 2 2.03 0 59.24
040170xxxxxx0x 抗酸菌関連疾患(肺結核以外) 44 9.82 8.81 0 71.48
040120xx99000x 慢性閉塞性肺疾患 43 17.33 13.68 0 75.23

呼吸器内科は肺・胸膜・縦隔の悪性腫瘍に対する診断部門を担っており、肺の悪性腫瘍の在院日数が短いのは診断目的の気管支鏡検査入院によるものです。近年、肺悪性腫瘍は増加傾向にあり気管支鏡検査の件数も増加しています。間質性肺炎は急性憎悪時の治療や、抗線維化薬の導入目的、在宅酸素療法導入目的など多岐に渡っています。また慢性閉塞性肺疾患(COPD)も同様に急性憎悪の治療や、在宅酸素療法導入目的での入院となっています。
誤嚥性肺炎は罹患者の平均年齢が高く、回復に時間がかかり在院日数、転院率ともに高くなる傾向があります。抗酸菌症関連疾患は肺非結核性抗酸菌症であり薬物療法導入目的に入院を行っています。

循環器科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050130xx9900x0 心不全 77 15.78 17.54 6.49 81.45
050050xx0200xx 狭心症、慢性虚血性心疾患(経皮的冠動脈形成術) 47 4.43 4.26 0 72.23
050070xx01x0xx 頻脈性不整脈(経皮的中隔心筋焼灼術等) 46 6.54 4.65 0 67.91
050210xx97000x 徐脈性不整脈 38 9.08 9.89 0 78.89
050050xx9910x0 狭心症、慢性虚血性心疾患(心カテーテル法による諸検査) 27 4.22 3.04 0 69.81

循環器内科では、急性冠症候群や心不全憎悪、不整脈など緊急対応を要する疾患の診療を中心として、慢性心疾患に対しても心臓リハビリテーションや食事療法、薬物療法など他職種連携を行い、総合的に診療を行っています。心電図検査、心エコー、冠動脈造影CT、心筋シンチグラフィー、心臓カテーテル検査など高度医療機器を駆使して診断を行い、必要に応じて冠動脈や下肢動脈のインターベーション治療を行っています。不整脈については、頻脈性不整脈に対するアブレーション治療や、徐脈性不整脈に対するペースメーカ植え込み術(リードレスペースメーカ含め)を行うなど患者様に応じた幅広い診療を行っています。

血液内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
130030xx99x5xx 非ホジキンリンパ腫(手術なし 化学療法あり) 53 15.47 19.67 0 75.87
130030xx97x50x 非ホジキンリンパ腫(手術あり 化学療法あり) 51 21.43 30.75 0 75.75
130010xx97x2xx 急性白血病 31 29.77 37.16 0 53.29
110280xx9900xx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎 27 13.37 11.77 19 67.89
130040xx99x5xx 多発性骨髄腫、免疫系悪性新生物 19 25.47 16.47 0 72.37

当院に血液内科を立ち上げて5年目になる。病床数21床で、そのうち13床はクリーンルームである。その内訳はクラス1000個室5部屋、クラス1万4人部屋2室である。当科は日本血液学会専門研修認定施設であり、研修医の教育研修機関である。また新規造血器疾患は全例日本血液学会に登録している。今年度の入院疾患は多いものから非ホジキンリンパ腫、急性白血病、慢性腎炎症候群、多発性骨髄腫などの順で、造血器悪性腫瘍が主であるが、慢性腎炎患者や貧血性疾患や血小板減少症なども入院治療対象となる。造血細胞移植についても、日本造血細胞移植データセンター(当院は日本造血・免疫細胞療法学会移植登録施設である)に全例登録しており、昨年度は非ホジキンリンパ腫に対する自己幹細胞移植4例、急性白血病に対する同種幹細胞移植1例の報告を行っている。

消化器内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎 108 7.31 8.94 4.63 76.71
060100xx01xxxx 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 104 2.1 2.64 0 71.26
060050xx99000x 肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む。) 49 11.96 8.28 0 75.12
060020xx04xxxx 胃の悪性腫瘍 39 6.36 7.76 0 74.72
06007xxx97x0xx 膵臓、脾臓の腫瘍 37 7.54 11.74 0 74.7

当院は平成30年4月より消化器内科(内視鏡)と肝胆膵内科と分けております。消化器内視鏡の件数は増加しており、治療必要な良性疾患・悪性腫瘍の患者数も増加しております。新設しました肝胆膵内科では指導医2名と若手1名の3名が常勤として診療にあたっています。肝癌に対する各種治療、肝疾患診断のための肝生検、ウイルス肝炎に対する経口剤治療などを行っています。

リウマチ・膠原病内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
070560xx99x00x 重篤な臓器病変を伴う全身性自己免疫疾患 46 28.28 14.67 0 66.91
070470xx99x0xx 関節リウマチ 14 22.29 15.73 0 71.38

リウマチ膠原病疾患は同じ病名であっても、患者さんによって症状が大きく異なり、合併症も大きく異なります。また、患者さんによって社会的立場も異なります。近年、高齢化社会が進んできていますが、リウマチ膠原病患者さんも高齢化が進んできており、患者マネージメントにおいてより多くの課題に直面するようになりました。一人ひとりの患者さんに合う治療の選択が重要と考えられ、総合的な医療を行っていきたいと思います。

腫瘍治療科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx99040x 肺の悪性腫瘍(副傷なし 化学療法あり) 141 12.61 8.60 0 68.09
040040xx99041x 肺の悪性腫瘍(副傷あり 化学療法あり) 53 10.51 14.42 0 69.98
040040xx9900xx 肺の悪性腫瘍 49 9.76 13.49 0 73.76
060035xx99x7xx 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 16 8 4.79 0 64.31
060020xx9904xx 胃の悪性腫瘍 7 12.57 5.15 0 71.43

当科は肺癌、消化器癌を中心に、肉腫、原発不明癌を含む悪性腫瘍(血液腫瘍を除く)と診断された患者さんの内科治療を行っております。免疫チェックポイント阻害剤、分子標的治療薬など、通院での治療が主体となってきております。入院が必要な治療に関しまして、肺癌、消化器癌を中心に、化学放射線治療を始め化学療法を主体とした治療を行っております。また、新規治療に関する臨床試験にも取り組んでおります。2021年8月にがんゲノム医療連携病院に指定され、当院でも遺伝子パネル検査及びがんゲノム医療を開始しております。泉州地域におけるがん治療の拠点病院として今後も取り組みを続けて参ります。

内分泌・糖尿病内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
10007xxxxxx1xx 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。)インスリンあり 35 12.97 14.28 0 67.57
10007xxxxxx0xx 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。) 25 13.92 10.80 0 65.48
100040xxxxx00x 糖尿病性ケトアシドーシス、非ケトン昏睡 8 17.25 13.43 0 74
100260xx9910xx 下垂体機能亢進症 4 5.75 5.64 0 38.5
100202xxxxxx0x その他の副腎皮質機能低下症 2 4 9.67 0 69.5

糖尿病は教育入院から重症糖尿病性ケトアシドーシスまで対応しています。患者教育と適切な薬物治療に注力していますが、入院が必要な糖尿病患者さんはインスリン治療を必要とすることが多いのが現状です。副腎皮質機能異常、下垂体疾患など診断困難な内分泌疾患の診断治療も行っています。当科では糖尿病患者さんについで多い疾患は甲状腺疾患ですが、甲状腺疾患は入院を必要とすることが少なく外来診療が中心となっています。

緩和医療科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
06007xxx97x0xx 膵臓、脾臓の腫瘍 22 19.36 11.74 0 76
060020xx9900xx 胃の悪性腫瘍 16 22.75 11.12 0 76.93
040040xx9900xx 肺の悪性腫瘍 16 13.81 13.49 0 76.93
060050xx99000x 肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む。) 15 13.46 8.28 0 76.13
060035xx99x0xx 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 11 20.9 8.36 0 72

緩和医療科ではがん患者さんの症状緩和に努めています。がん種は問いませんが、痛み、呼吸困難、食欲不振、悪心・嘔吐などがんに伴う辛い症状を少しでも和らげ生活しやすくすることを目標として薬剤調整や処置を行います。症状コントロールすることで在宅療養が可能となり自宅へ退院できるようサポートしています。

初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数

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初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 42 10 8 8 47 22 1 7,8
大腸癌 16 28 36 11 69 63 1 7,8
乳癌 15 12 3 0 39 14 1 7,8
肺癌 84 28 67 90 122 209 1 7,8
肝癌 8 3 1 2 29 95 1 7,8

※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約

肺癌、消化管癌、乳癌を中心に5大癌に対する集学的治療を積極的に行っています。
当院は緩和医療にも力を入れており、診断時から緩和ケアの視点を取り入れ、苦痛や不安を出来る限り取り除き、安心して治療を受けて頂けるよう取り組んでいます。緩和ケア病棟も有しており、緩和ケアを主体とした療養にも対応しています。

成人市中肺炎の重症度別患者数等

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患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 34 10.91 59.21
中等症 125 17.46 77.83
重症 30 25.2 82.9
超重症 0 0 0
不明 0 0 0

肺炎は重症になればなるほど在院日数が長くなり、また高齢者に多い傾向があります。本来は14日以内の退院が望ましいですが、重症の場合は在宅酸素療法が必要となることもあり自宅環境を整える時間も必要です。早期退院を行えるように、リハビリテーションや医療ソーシャルワーカー、ケアマネージャー等連携をとりながら診療を行っています。

脳梗塞の患者数等

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発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 48 16.02 76.27 22.81
その他 9 13.22 74.33 0

国民病ともいえる脳卒中。血管が詰まれば脳梗塞、血管が切れると脳内出血もしくはくも膜下出血となります。脳梗塞は血管が動脈硬化で詰まる血栓症と別の部位から塞栓物質が流れてくる塞栓症があります。脳出血は実質に出血をきたすため高血圧症や血管奇形が原因となります。くも膜下出血はくも膜と脳本体とのすき間に出血します。ほとんどが脳動脈瘤破裂によります。これまでに経験したことのないような激しい頭痛はくも膜下出血を疑う症状で緊急対応が必要となります。

診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

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外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K514-23 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(肺葉切除又は1肺葉を超える) 122 1.05 7.38 0.72 71.41
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 98 0.93 4.9 3.06 64.29
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) 82 0.99 2.78 0 70.57
K4763 乳腺悪性腫瘍手術 75 1 6.25 0 64
K718-21 腹腔鏡下虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴わないもの) 40 0.38 3.43 0 36.75

国指定地域がん診療拠点病院として肺癌・消化器癌(大腸癌・胃癌・肝癌・膵癌)・乳癌に対する手術に積極的にとりくみ、手術の質、安全性の向上、低侵襲性(からだのダメージを最小限に抑える)に努めています。胸腔鏡、腹腔鏡を使用した低侵襲手術に加えて、現在外科では、肺癌・胃癌・直腸癌に対してロボット支援下手術を行なっており、今年度からは肝臓癌に対するロボット支援下手術も導入しています。特に肺癌では、胸腔鏡下、ロボット支援下の肺切除数において大阪府内でも手術数上位の実績があります。また癌に対する手術だけではなく、良性疾患、救急疾患に対しても、腹腔鏡、胸腔鏡を使用し、低侵襲で安全な手術を心がけています。

心臓血管外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K617-4 下肢静脈瘤血管内焼灼術 20 0 1 0 72.9
K6172 下肢静脈瘤手術(硬化療法) 2 0 1 0 73.5
K5601ニ 大動脈瘤切除術(上行) (その他) 1 2 10 0 75
K6093 動脈血栓内膜摘出術(その他) 1 1 7 0 76

下肢静脈瘤の手術(血管内焼灼術および硬化療法、穿通枝結紮術など)22件、上行大動脈人工血管置換1件(人工心肺使用)、総大腿動脈血栓内膜摘除術1件です。その他の開心術や大血管手術は連携先である岸和田徳洲会病院心臓血管外科へ紹介の上、手術施行しております。
昨年度の実績には含まれておりませんが、本年度から透析用内シャント造設も行っております。

整形外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0821 人工関節置換術(膝・股) 169 1.56 21.66 14.79 73.66
K131-2 内視鏡下椎弓切除術 36 1 16.11 3.7 76.03
K142-5 内視鏡下椎弓形成術 25 1.56 14.84 8 73.72
K0811 人工骨頭挿入術(股) 24 3.33 20.04 50 82.67
K0461 骨折観血的手術(大腿) 23 2.61 22.43 56.52 82.78

当院の特徴は整形外科・人工関節センター・脊椎外科センターで変性疾患の専門的な治療を提供していることです。人工関節センターは全例で3D術前計画を行い、脱臼率が低く術後制限が少ない手術法を実施しています。またナビゲーションシステムを用いた手術も行っています。難易度の高い再置換術・高度変形症例、インプラント周囲骨折なども他院より受け入れ対応しています。脊椎外科センターは大阪府下でも少ない脊椎内視鏡専門医が椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症などに対して数種類の内視鏡・顕微鏡による除圧術を実施しています。脊柱変形に対する椎体固定術(前方・後方)などそれぞれの病態に適した手法を用いています。高齢者下肢骨折について受傷から極力早期の手術を行うことに努めています。

形成外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K2191 眼瞼下垂症手術(眼瞼挙筋前転法) 34 0.91 1.03 2.94 68.18
K2193 眼瞼下垂症手術(その他) 11 1 1 0 76
K0063 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部以外) (長径6㎝以上12㎝未満) 10 1 2.3 0 54.5
K2172 眼瞼内反症手術(皮膚切開法) 7 1 1 0 24
K0072 皮膚悪性腫瘍切除術(単純切除) 5 1 5 0 64

人口の高齢化に伴い、また近隣の眼科よりご紹介いただき眼瞼下垂、内反症(逆まつげ)の手術が多い傾向です。また皮膚の良性、悪性腫瘍に対する手術も多く、機能面、整容面の双方を考慮した手術を行っています。

耳鼻咽喉科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K3772 口蓋扁桃手術(摘出) 30 1 6.07 0 28.9
K6261 リンパ節摘出術(長径3㎝未満) 16 1 2.19 0 68.94
K340-5 内視鏡下鼻・副鼻腔手術3型(選択的(複数洞)副鼻腔手術) 13 1 4.08 0 58.85
K368 扁桃周囲膿瘍切開術 12 0.42 6.5 0 38.25
K3192 鼓室形成手術(耳小骨再建術) 10 1 4.4 0 55.9

習慣性扁桃炎に対する口蓋扁桃摘出術が最も多いが、耳科手術、鼻科手術等幅広く対応している。また、甲状腺手術も増加傾向です。

皮膚科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0072 皮膚悪性腫瘍切除術(単純切除) 1 1 1 0 94
K0503 腐骨摘出術(足その他) 1 15 22 0 74
K753 毛巣洞手術 1 1 11 0 46

基底細胞癌・有棘細胞癌・悪性黒色腫などに関し、皮膚悪性腫瘍切除術を行います。切除範囲が広い場合には皮弁形成術や植皮術が必要になります。
皮膚膿瘍や褥瘡では切開・デブリードマンを施行する場合があります。

泌尿器科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8036イ 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術) (電解質溶液利用) 99 1.06 4.76 0 74.34
K843-4 腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術(内視鏡手術用支援機器を用いる) 56 1.02 7.04 0 69.93
K7811 経尿道的尿路結石除去術(レーザー) 43 1.16 2.23 0 61.4
K8411 経尿道的前立腺手術(電解質溶液利用) 18 1 6.67 0 74.72
K773-2 腹腔鏡下腎(尿管)悪性腫瘍手術 15 1 6.93 0 69.47

前立腺癌・膀胱癌・腎癌に対する手術は、年々増加傾向にあります。前立腺全摘は全例においてロボット補助腹腔鏡下で行なっています。また、腎癌・上部尿路上皮癌に対しても、全例腹腔鏡下での手術を行なっています。

婦人科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8882 子宮附属器腫瘍摘出術(両側) (腹腔鏡) 55 1 3.65 0 45.73
K867 子宮頸部(膣部)切除術 41 1 2.05 0 44.2
K872-32 子宮内膜ポリープ切除術(その他) 39 0.97 1.33 0 46.74
K877 子宮全摘術 31 1.68 8.87 0 53.06
K877-2 腹腔鏡下膣式子宮全摘術 21 1 6.05 0 48.19

初期子宮体癌は骨盤リンパ節郭清を含む腹腔鏡手術を行っています。子宮頸癌で行なわれる広汎子宮全摘出術では神経温存手術を行い、排尿障害の予防に努めています。進行子宮体癌では傍大動脈リンパ節郭清を含め徹底的な切除を行い、根治性向上とリンパ浮腫の予防に最大限の配慮を行っています。また、良性疾患では子宮全摘出、筋腫核出や卵巣腫瘍摘出、附属器摘出術の多くは腹腔鏡手術で行うことが可能になっています。骨盤臓器脱手術では、仙棘靭帯固定術や腹腔鏡下仙骨膣固定術を併用し再発予防に努めています。低侵襲ロボット支援手術(ダヴィンチ手術)は2021年8月から導入され、着実に症例を重ねています。

呼吸器内科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K488-4 胸腔鏡下試験切除術 23 2.04 23.22 8.7 77.09
K6151 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等) (止血術) 12 3.42 7.42 0 74.17

胸腔鏡下試験切除術は呼吸器内科が行っている局所麻酔下胸腔鏡による胸膜生検術です。胸水貯留の原因精査には必要な検査であり、日本呼吸器内視鏡学会の認定施設で受けるのが望ましいと考えます。
血栓塞栓術は喀血患者の治療で行うもので、当院では放射線科の専門医師により治療を行っております。喀血の治療は緊急性が高く、気管支鏡検査、胸部造影CT検査を行い速やかに血栓塞栓術の適応を決定して行きます。呼吸器内科、放射線科医、看護師、放射線技師の連携が重要です。

循環器内科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5951 経皮的カテーテル心筋焼灼術(心房中隔穿刺、心外膜アプローチ) 43 2.91 2.67 0 68.53
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術(その他) 35 1.77 2.71 0 73.26
K5972 ぺースメーカー移植術(経静脈電極) 23 1.35 8.09 0 74.96
K5461 経皮的冠動脈形成術(急性心筋梗塞) 19 0 12.79 5.26 67.63
K5491 経皮的冠動脈ステント留置術(急性心筋梗塞) 16 0 12.31 0 70.94

侵襲的治療に関してはガイドラインを尊守し、適応に応じて適切な診療を行っています。2022年度の冠動脈インターベンション治療は計110症例、徐脈性不整脈に対するペースメーカ植込み術は計47症例(新規36症例、交換11症例)、頻脈性不整脈に対するアブレーション治療は計42症例となっています。2020年度より開始したリードレスペースメーカ植込み術も徐々に増加傾向となっていますが、安全に配慮し適応についても厳格に判断しています。

消化器内科・肝胆膵内科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 86 0.83 6.53 3.49 78.5
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2㎝未満) 80 0.83 6.53 3.49 78.5
K635 胸水・腹水濾過濃縮再静注法 49 3.47 9.55 4.08 72.98
K6532 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術(早期悪性腫瘍胃粘膜) 36 1 4.53 0 75.22
K721-4 早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術 33 0.94 4.58 0 72.18

当科では、食道・胃・大腸を中心とした消化管における診断・治療及び胆膵疾患に対する内視鏡検査・治療を幅広く行っています。消化管疾患については、IBD(潰瘍性大腸炎・クローン病など)専門外来を開設し、ポリープ切除や早期癌に対する高度な内視鏡治療(EMR/ESD)も積極的に行っており、消化管出血等の緊急性の高い疾患に対しては24時間で対応しています。胆膵疾患に関しては、内視鏡的ドレナージ法や胆管結石除去術などを積極的に行い、2021年4月からは、超音波内視鏡を導入し、穿刺吸引細胞診を含めたより高度な診断が可能になりました。2023年4月からは、内視鏡AI(人工知能)を導入し、より診断精度の向上に努めています。2020年度からは消化器がん(食道・胃・大腸・肝胆膵)に対する抗がん剤治療、放射線治療も幅広く数多く行っており、診断から治療までの流れがスムーズに移行できる体制を整えています。また、離島へき地における専門的な内視鏡検査・治療・専門外来も行っています。

その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

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DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 1 0.01
異なる 10 0.12
180010 敗血症 同一 10 0.12
異なる 38 0.45
180035 その他の真菌感染症 同一 1 0.01
異なる 13 0.15
180040 手術・処置等の合併症 同一 11 0.13
異なる 5 0.06

播種性血管内凝固症候群(DIC)は基礎疾患の存在下に全身持続性の著しい凝固活性化を来たし、細小血管内に微小血栓が多発する重篤な病態です。敗血症は感染症とそれに加えて全身性の兆候が出現した病態です。真菌感染症は多くは免疫機能が低下している時に発症します。肺炎、消化管穿孔、術後縫合不全などから敗血症になり、DICや真菌感染症を発症することもありますが、抗菌薬の投与や、人工呼吸管理、栄養管理、血液浄化等を用い、状態の改善を図ります。手術・処置等の合併症については、事前に十分な説明を行ない同意を得たうえで術式を選択し、極力合併症を起こさないように努めています。

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